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保証金と所有権買取 どちらが有利か
保証金と所有権買取 どちらが有利か
先日も、ご紹介した、比較一覧表です。
築15年前後の建物なので、定期借地権の残存期間は35年前後です。
中央5丁目の物件と南1丁目の物件は、
地代を52年間払い続けたとすると、所有権買取価格を越えてしまいます。
中央5丁目 37300円×12ヶ月×52年=23,275,200円
南1丁目 45333円×12ヶ月×52年=28,412,592円
残存期間は35年なので、新たに購入された方の支払額が
所有権価格を越えてしまうわけではありません。
中央5丁目の保証金 450万円 35年返済 11932円(金利 0.625%)
11932円+37300 12ヶ月を35年 20,677,400円
2300万円を借入 月々60,984円 25,613,233円
35年後の所有権価格が、差額500万と保証金450万の合計950万円
以上あるかないかです。現在の所有権価格の半分以下になる。
実際には、土地の固定資産税の支払いがありますので、差は小さくなります。
金利が2%の場合、3200万円の支払いになり、640万円支払い利息が増えます
中古住宅の住宅取得控除は年額20万円が最大です。
返済金額が多くなれば、
戻ってくる税金も多くなり、今では当初10年間は無利息の状況です。
所有権での購入が有利な要素がプラスされます。
定期借地権分譲が行われた時代は、公庫の金利が2.5%で10年目以降は4%でした。
私は、10年目以降にプロパーローンに借り換えが出来ましたが
定期借地権のローンの審査は厳しく、
思うように、借り換え出来ていない方も多いと思います
金利が高い時代は、定期借地権付き住宅が有利な条件が多かったですが、
1%を切る低金利の時代では、所有権にするほうが、
今後、売却・処分する時は、有利になる可能性が高くなっています。
比較表を作ることで、割安な保証金・地代の物件と
割高な物件を比較することが出来ます。
地代は、払い続ける必要があるので、
しっかりと検討をして、
定期借地権か所有権かを選ぶ必要があります。
所有権にした場合、返済が厳しくなるのであれば、
その物件は見送るのが正解です。
建物金額が安くなっている、定期借地権付き中古住宅の購入で、
所有権価格での返済が厳しいのであれば、予算オーバーだと考えて良いと思います。
築25年、残存期間が25年を切れば、
売却する条件が厳しくなります。
建物の評価も少なくなるので、価格がつきにくくなります。
ローンの残債金額よりも、高い金額で売却することが出来るのか??
事例が少ないだけに、予想がつきにくい状況です。
所在 | 南4丁目 | 中央5丁目 | 南3丁目 | 南1丁目 |
引渡 | 平成13年6月 | 平成13年6月 | 平成14年2月 | 平成15年8月 |
土地面積 | 204.62 | 228.15 | 244.38 | 308.00 |
保証金 | 3,300,000 | 4,500,000 | 3,300,000 | 5,300,000 |
地代 | 27,500 | 37,300 | 28,152 | 45,533 |
地代倍率 | 120.00 | 120.64 | 117.22 | 116.40 |
土地価格 | 21,280,480 | 23,043,150 | 24,193,620 | 27,350,000 |
保証金% | 15.51% | 19.53% | 13.64% | 19.38% |
保証金15% | 22,000,000 | 30,000,000 | 22,000,000 | 35,333,333 |
差額 | -719,520 | -6,956,850 | 2,193,620 | -7,983,333 |
築15年前後の建物なので、定期借地権の残存期間は35年前後です。
中央5丁目の物件と南1丁目の物件は、
地代を52年間払い続けたとすると、所有権買取価格を越えてしまいます。
中央5丁目 37300円×12ヶ月×52年=23,275,200円
南1丁目 45333円×12ヶ月×52年=28,412,592円
残存期間は35年なので、新たに購入された方の支払額が
所有権価格を越えてしまうわけではありません。
中央5丁目の保証金 450万円 35年返済 11932円(金利 0.625%)
11932円+37300 12ヶ月を35年 20,677,400円
2300万円を借入 月々60,984円 25,613,233円
35年後の所有権価格が、差額500万と保証金450万の合計950万円
以上あるかないかです。現在の所有権価格の半分以下になる。
実際には、土地の固定資産税の支払いがありますので、差は小さくなります。
金利が2%の場合、3200万円の支払いになり、640万円支払い利息が増えます
中古住宅の住宅取得控除は年額20万円が最大です。
返済金額が多くなれば、
戻ってくる税金も多くなり、今では当初10年間は無利息の状況です。
所有権での購入が有利な要素がプラスされます。
定期借地権分譲が行われた時代は、公庫の金利が2.5%で10年目以降は4%でした。
私は、10年目以降にプロパーローンに借り換えが出来ましたが
定期借地権のローンの審査は厳しく、
思うように、借り換え出来ていない方も多いと思います
金利が高い時代は、定期借地権付き住宅が有利な条件が多かったですが、
1%を切る低金利の時代では、所有権にするほうが、
今後、売却・処分する時は、有利になる可能性が高くなっています。
比較表を作ることで、割安な保証金・地代の物件と
割高な物件を比較することが出来ます。
地代は、払い続ける必要があるので、
しっかりと検討をして、
定期借地権か所有権かを選ぶ必要があります。
所有権にした場合、返済が厳しくなるのであれば、
その物件は見送るのが正解です。
建物金額が安くなっている、定期借地権付き中古住宅の購入で、
所有権価格での返済が厳しいのであれば、予算オーバーだと考えて良いと思います。
築25年、残存期間が25年を切れば、
売却する条件が厳しくなります。
建物の評価も少なくなるので、価格がつきにくくなります。
ローンの残債金額よりも、高い金額で売却することが出来るのか??
事例が少ないだけに、予想がつきにくい状況です。
2017年02月06日
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